Column
スタッフコラム
世の中の動画広告から成功事例を紹介。なぜこの映像は成功したのか、どんな点が人の脳に作用したのか
普段何気なく見ている動画広告を改めて考察することで、どんな映像が効果的なのかを紐解いていきます。

「デザインの解剖展」

デザインを「読み解く」

例えばロゴはブランドや会社のコンセプトを形にしたもので、名前を視覚で覚えてもらう優れたインターフェースだ。
堅い社名もやわらかくなるし、会社のコンセプトを形にもできる。

meijiの赤いロゴは、近年丸みを帯び親しみやお菓子の甘さを連想させる。

我々にとって馴染みの深い企業ロゴはもちろん、パッケージ、さらには菓子そのものの形、断面図と分析し、コンセプトや消費者へ向けた心理を読み解いていく。

「暮らしに溶け込む」デザインとは

さて、明治の代表作「きのこの山」。
さくさくしたビスケットの石突きにチョコの傘がついたお菓子だ。
広く親しまれる商品には優れたデザインがつきものだ。だがパッケージデザインを細かく覚えている人はいるだろうか。まずいないはずだ。
それもそのはず。食べるには蓋を開ける。悲しいことに蓋を開けることでパッケージが裏を向くというMacbookのリンゴマークと同じ運命にあるのだ。

この機会に改めて見てみよう。展示されているパッケージがこちら。

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うん、きのこの山だ。

だがこれらに添えられたわずかなキャプションがほんわかしたパッケージを芸術作品へと昇華する。

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暮らしに完全に溶け込んでいるデザイン力を改めて評価し、その魅力に気付かされることでこれがデザインかと感嘆するのだ。

ロゴデザイン

そしてブルガリアヨーグルト。ロゴタイプの変遷が紹介されているが、こんなにも数があるものか。

※画像をクリックで全体が見えます。

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数ある企業ロゴもそうだが、伝統を壊すのではなく、時代に合わせたコンセプト、込められた意味によってその姿を変えてきた。表現はあくまで手段であり、根本は変わっていないことがわかる。

デザインの解剖で見えてくるもの

絵画の美術展などと比べ今回の解剖展の優位点は、初めて見る美術作品を一から知るのではなく、親しみのある明治の商品という、既に知っているものを取り上げることで、「理解」のフェーズから入ることができる点にある。

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